今回の思った事
5月に入り、緊急事態宣言が解除されたが、
果たして2次感染は大丈夫か?
調べた事
緊急事態宣言が解除された日を元に、市中人数の増減傾向を調べた。
ただし、東京都のデータのみを記録しているので、東京都だけの市中人数の増減傾向を調べた。
- 5月14日に39県の解除を発令。
- 5月21日に関西圏の2府1県の解除を発令。
- 5月25日に残り関東圏1都3県、北海道の解除を発令。
分かった事
「市中人数の増減傾向」は、以下で分析した。
- 無料提供中の「NTTドコモ モバイル空間統計」を元に分析した。
- データは上記サイトよりダウンロードした。
- 最近、新宿歌舞伎町の夜の街の感染者が増えていることが指摘されているため、新宿駅のモバイル空間統計のデータだけで分析した。
- 上記新宿駅の「感染拡大前比」のデータを図1にグラフ化した。
その結果、「市中人数の増減傾向」で分かったこと。
- 緊急事態宣言解除前の5月24日までは、感染拡大前から60~80%と大幅に減少していた。
- 緊急事態宣言解除後の5月25日以降は、感染拡大前から60% → 26%と急拡大している。
- 感染拡大の温床である土日も、解除前(75%)、5/30,31(48%)、6/6,7(29%)と増加傾向にある。
上記より、以下の仮説が成り立つと思った。
緊急事態宣言後は、
再びPCR陽性者の内で感染経路が分からない人が増加するかもしれない。
予測した事
それでは、実際にいつから増えるのか。
- 東京都発表の「感染経路が分からない人数」の感染時期は、20日(約3週間)前からである。
- 現在も上記予測が当てはまるとする。
- 東京都の緊急事態宣言が解除されたのは、5月25日のため、その20日後がターゲット。
6月14日から徐々に増加するかもしれない。
検証した事
でも3月3連休時点とは状況が変わっている。
すなわち、新型コロナ対策で各種対応が行われているので、3月の3連休のような急増はしないことを願う。
次に書く事
世界の新型コロナ状況はどうなってるのかを見てみよう。